顔の輪郭
 ~ 頬骨 《アーチリダクション》 ~

東洋人に多い頬骨の出っ張りを改善して顔の横幅を小さくし、憧れの小顔に。

頬骨弓で骨切りを行い、しっかりとした横幅の縮小を獲得。

頬の横方向への張り出しは「頬骨弓」という薄い骨の出っ張りが原因となっています。この頬骨弓は5mm程度の厚みしかないので、この部分を削ったとしても改善できる部分は限られてしまいます。そこでこの頬骨弓で骨切りを行い内側に移動(内方転移)させることにより、しっかりとした横幅の縮小を獲得します。

一方、頬骨の前方への張り出しは「頬骨体部」と呼ばれる部分の盛り上がりが原因ですので、この部分の骨を削って平らにします。

施術の流れ

1.カウンセリング

経験豊富な医師により、充分なカウンセリングを行います。
このときあなたの希望の輪郭のラインを伺いながらシュミレーションを行い、 あなたにとって最適なプランを決めていきます。

2.施術

全身麻酔で行います。手術時間は両側で90~120分です。口の中からの切開ともみ上げの部分の2cm程度の切開の2ヶ所からアプローチします。

口の中の傷は溶ける糸で縫合しますので抜糸も不要です。もみあげの部分は1週間後に抜糸が必要です。もみあげの毛の生え際ですので2~3ヶ月で傷も目立たなくなります。

通院は腫れや傷口のチェックをするために1~2日目、7日目、1ヶ月目、3ヶ月目、6ヶ月目の検診をお勧めしています。

 

3.施術後

手術後は腫れ予防のために

  1. 腫れ止めの内服薬
  2. 圧迫用フェイスマスク
  3. EUS超音波療法

を施行しますので、従来よりも腫れの期間が短く早期の社会復帰が可能になりました。多少の腫れは残っていますが早ければ2~3日目からは仕事等も可能です。100%腫れが消失するまでには1ヶ月程度かかります。入院は不要ですが、手術後3~4時間は休憩してから帰宅してもらっています。手術当日の車の運転は出来ません。タクシーで帰宅するか、お迎えに来てもらって下さい。

アフターケア施術の概要
  • 施術時間:両側で90~120分
  • 麻酔の種類:全身麻酔

よくある質問

頬骨が出っ張っていて顔が横に大きい状態です。治せますか?

レントゲン写真と超音波エコーで頬骨の状態や脂肪層、筋肉の厚みを測定して手術の適応を決定します。外側に張り出している頬骨にはアーチリダクション(頬骨弓骨切り)を行います。口腔内と耳前部(もみあげ部分)の2カ所からアプローチ(切開)します。口腔内の傷は見えませんし溶ける糸で縫合しますので抜糸は不要です。耳前部の傷口(1〜1.5cm程度)はナイロン糸で縫いますので1週間後に抜糸が必要です。もみあげ部分ですので傷は目立たなくなります。頬骨の弓部に骨切りを行い内側に移動(内方転移)させることにより、顔の横幅を狭くします。元に戻らないようにチタンスクリューなどで固定します。(固定しない場合もあります)このスクリューは通常は抜去せずにそのままにしています。

頬骨が前方に出ていおり「たこ焼き状態」の顔です。どうすれば改善しますか?

レントゲン写真と超音波エコーで頬骨の状態や脂肪層、筋肉の厚みを測定して手術の適応を決定します。前方にボリュームがある頬骨では頬骨体部削りを行います。骨切りではなく「削ってボリュームダウン」させます。この手術だけであれば口の中からの操作で済みますので、傷口は口腔内だけとなります。溶ける糸を使用しますので抜糸は不要になります。
「アーチリダクション」と「頬骨体部削り」の2つの手術を同時に行う患者様が半分以上です。

入院や輸血が必要ですか?

共立美容外科宇都宮院で行っている手術方法では入院や輸血は必要ありません。麻酔専門医による全身麻酔で安心して日帰りで手術を受けられます。

傷は残りませんか?

口腔内と耳前部(もみあげ部分)の2カ所から切開した場合は耳前部に傷口が残りますが、もみあげ部分ですので傷は目立ちません。口腔内からだけの切開の場合はもちろん顔の表面には傷は残りません。口腔内の傷も歯科治療などで見られなければ分かりません。

手術後はレントゲンに写りますか?

金属のスクリューなどを使用した場合はレントゲン写真に写ります。歯科治療などの際に手術を受けた事が分かってしまう可能性があります。頬骨体部だけの骨削りでは金属を使用しませんので、レントゲン写真には写りません。

現在、スレッドリフトの糸が入っていますが頬骨削りは出来ますか?

スプリングリフトなどのスレッドリフトの糸が入っていても手術は可能です。糸が入っているのは皮下組織ですので、骨面だけを操作する頬骨治療では問題ありません。

手術後は皮膚がたるんでしまいませんか?

理論上は頬骨体部を削ったり、頬骨弓を内方移動させた分は皮膚が余ってしまう事になりますが、皮膚にシワが現れたりする事はまずありません。たA.だし、皮膚のたるみの点からは比較的若い年齢(30代までがお勧めです)での手術をお勧めします。

食事や会話には支障ありませんか?

口腔内の傷がありますので刺激のある食べ物ではしみたりする事がありますが、数日経ってしまえば傷口が塞がりますので食事には支障ありません。また手術後は多少は腫れや内出血が起きる可能性があります。腫れている状態では少し会話に支障が出る可能性があります。

副作用はありませんか?

眼窩下神経の一時的な障害が起こり得ます。頬骨の鼻側に位置する知覚神経です。決して神経を切断している訳ではありませんので、通常は3ヶ月程度で元に戻ってきます。具体的には「上唇の知覚が一時的に鈍くなる可能性」があります。また、口腔内から傷口を牽引する事による顔面神経の一時的な障害が起きる可能性も否定できませんが宇都宮院では開業以来経験はありません。非常に稀な副作用だと思います。

施術費用

 

頬骨体部削り 880,000円
頬骨アーチリダクション(弓部骨切り) 880,000円
削り+アーチリダクション 1,650,000円
全身麻酔代(麻酔専門医) 110,000円
検査代(心電図、胸部レントゲン、血液、尿) 22,000円
頬骨レントゲン 5,500円~

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