小陰唇縮小

1)治療前の状態、小陰唇の肥大が高度で塊のような外見です

2)同じく治療前の状態ですが、下着からはみ出してしまうそうです

3)治療直後の状態、溶ける糸で縫合しています

4)治療後1週間の状態です。腫れは平均的な患者様よりも強いです

5)治療後約5週間の状態です。腫れも完全に引いてとてもスッキリした外見です。満足度も高かったです

6)切除した小陰唇の組織です



①治療前の状態です。元々の大きさもあるとは思いますが、肛門側の小陰唇の形状は出産時の会陰切開による影響もあると思われます。

②大き過ぎる小陰唇を切除する際のデザインです。小陰唇を全く無くしてしまうのではなく、最低でも左右で5mm幅程度は残すようにデザインします。この方は小陰唇だけの肥大で、副皮やクリトリス包皮の余剰はありませんでした。


③手術直後の状態です。型通りにデザインして余剰小陰唇を切除、6-0PDSという吸収糸でしっかり中縫いをかけて表面は5-0Rapidという吸収糸で連続縫合を行いました。局所麻酔ですので、治療中は大きさを鏡で確認しながら行う事も可能です。

④切除した左右の小陰唇組織です。


⑤治療後9日目の状態です、傷口は治っていますが、吸収糸は白く残っています。腫れや痛みは殆どなくなっていますが、触ると多少の痛みは残っているそうです。

⑥術後5週間目の状態です。吸収糸も完全に無くなっていました。治療前と比べて明らかにスッキリしましたので、衛生的な効果も期待できます。


治療前、小陰唇が大きく色が黒いのも悩みの1つです。

治療直後は溶ける糸で傷口を縫ってあります。2週間前後で糸はなくなります。シャワーは翌日から可能です。

治療後1ヶ月、傷口も全く分からなくなっています。もちろん再発もありません。性交も問題ありません。患者様も非常に満足されています。


治療前です。極端な小陰唇肥大ではないですが、患者様はもっと大きさをコンパクトにしたい、という希望です。左側の小陰唇(写真の向かって右側)の方が上下に長く、左右のアンバランスもあります。

治療直後です。溶ける糸で縫合してあります。糸は連続縫合という縫い方ですので、糸が皮膚にあたってチクチクする心配はありません。2日目からはシャワーも可能です。

1ヶ月後の写真です。傷口も全く分かりません。大きすぎた部分が改善されています。

膣縮小


手術前の状態です。2人の経膣出産によって広がってしまった膣の入口です。
奥に横線になって見えるのは下垂してしまった子宮です。出産時の会陰切開によって「膣と肛門の距離が短く」なってしまっています。指が4本は簡単に入ってしまう広さでした。

手術直後の状態です。下方に僅かに糸が見えていますが、これは2週間程度で溶けてしまう糸です。広がってしまった膣の粘膜を一部切除して、その下の筋肉を引き寄せて縫合し、入口を狭くし、表面の粘膜も引き寄せて縫合しています。シャワーは翌日からは構いません。

治療後1ヶ月の状態です。傷口もきれいに治り膣の入口は出産前のように狭くなりました。
ただし、今回は膣の入口だけの手術ですので膣内部が狭くなっている訳ではありません。

症例写真集