男性形成の症例写真

1)治療前の状態です。この患者様の被角血管腫は陰嚢の右側は少なく、左側が明らかに多いタイプでした。左右均等に存在する方もいますが、左右差がある患者様も多いです

2)治療後、約1ヶ月半経過した状態です。非常にキレイな状態で、患者様の満足度も高かったです。瘢痕(傷跡)や色素沈着、色素脱失などの副作用も全く見られません

3)治療直後の陰嚢右側の状態です。黒い点々が被角血管腫をレーザーで照射した後のカサブタです。使用したレーザーはキュテラ社のロングパルスYAGレーザー(XEO)です。3mmスポットでパルス幅は10msec、120~130Jの出力で被角血管腫1個について平均2ショットです。コンタクトクーリングという皮膚の冷却装置がある優れものの機器です

4)治療直後の陰嚢左側の状態です。大きな被角血管腫はカサブタとならずに血管腫が破れて出血しています。この出血した部位もいずれはカサブタとなります。カサブタ部位にステロイド軟膏を塗布し、出血がある場合は陰嚢にガーゼを貼付して帰宅してもらいます。シャワーは当日から可能です


1)治療前の状態です。この患者様は普通にしていると被角血管腫はそれほど目立ちませんが、陰嚢の皮膚を圧迫すると浮き上がってきて目立つ方でした。写真のように皮膚を圧迫するとはっきりと分かります。やはり1年に数回の頻度で出血するそうです

2)治療直後の状態です。患部の軽い火傷のような状態です。使用したレーザーはキュテラ社のロングパルスYAGレーザー(XEO)です。3mmスポットでパルス幅は10msec、1個について平均2ショットです。治療部位はカサブタが出来て治ります

3)治療後、約5週間の状態です。瘢痕(傷跡)や色素沈着などは全く見られません。再発の可能性はありますが、治療前の状態に戻ってしまう経験はありません


1)治療前の陰嚢の左側の状態です。この患者様の血管腫は比較的大きいサイズです

2)同じく治療前の陰嚢の右側の状態です。この患者様は陰嚢の左右で比較的均等に血管腫が分布していますが、片側にだけ集中している方も多いです

3)治療直後の状態です。レーザーを照射した瞬間はピリッという痛みがありますが、麻酔無しで十分に対応できる範囲です。今までに麻酔を必要とした患者様はいらっしゃいません。使用したレーザーはキュテラ社のロングパルスYAGレーザー(XEO)です。治療部位はカサブタが形成されて、やく10日くらいで剥がれ落ちるようです(患者様談)

4)治療後、約1ヶ月の状態です。陰嚢の左右ともキレイになっています

5)同じく治療後、約1ヶ月の陰嚢の下部(肛門に近い部位)の写真です。陰茎付近だけでなく、肛門に近い部位にも確実に照射されています。再発の可能性はありますが、数年で10個以内という程度の方が多いと思います


陰嚢の皮下血管に沿って現れる被角血管腫angiokeratomaです。悪性疾患ではありません。ロングパルスYAGレーザーで簡単に治療できます。麻酔不要、1箇所数秒で照射は終了します
治療直後、血管腫の部分がカサブタになっています。1週間程度でカサブタが剥がれ落ちてきます
治療後1年経過です。きれいさっぱり、再発もありません

陰嚢の被角血管腫の患者様の初回治療後約3年です。「少し再発したので気になる」という事だったので来院して頂きました。見た限りでは再発らしい血管腫はありません。患者様が「陰嚢の皮膚を引っ張ると何個か極小さい血管腫が分かるのです」という事で陰嚢皮膚を引っ張ると確かに直径1mmも無いような血管腫が数個目視できました。治療希望だったので前回と同様にキュテラ社XEO(ロングパルスYAGレーザー)を照射しました
陰嚢の被角血管腫です。血管腫の数はそれ程多くは無い患者様でした。やはり「下着が出血で汚れていて気付いた」という方でした。血管の走行に沿って血管腫が見られます
治療直後の状態です。ロングパルスYAGレーザー(キュテラ社のXEO)で照射しました。120~130Jの出力で1個につき2ショットの照射です。血管腫が焼かれてカサブタになっています
治療後、約1ヶ月半の状態です。この方は10日以上経っても中々カサブタが取れなかったそうです。陰嚢皮膚を引っ張ると小さい血管腫が数個残っていましたが通常では分からないレベルでした。写真の撮影条件が違っていて比較しずらく申し訳ありません

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