しわ・たるみ・若返りの症例写真
◆ ヒアルロン酸
まだ20代後半の方ですがほうれい線が気になる、との事です。出来るだけ安く仕上げたい、とのリクエストでしたので使用するヒアルロン酸は厚生労働省でも認可されているアラガン社のジュビダームビスタ・ウルトラプラスXCを選択です。20代でも美意識の高い方は多いです。
ジュビダームビスタ・ウルトラプラスXCはアラガン社の製品の中では最も固いので「出来るだけ少ない量でシワを取る」事が可能です。ただし、触った際には皮膚に少し固さを感じます。左右のほうれい線にトータルで0.5cc注入しました。注入直後の写真です。内出血も無く、針跡も殆ど目立ちません。ジュビダームビスタ・ウルトラプラスXCはアラガン社では約14ヶ月で吸収されて無くなる、と告知されていますが18ヶ月位効果がある方も多いです。
右ほうれい線のヒアルロン酸注入前の超音波エコー
右ほうれい線のヒアルロン酸注入後の超音波エコー、約2.8mm厚の注入されたヒアルロン酸が黒っぽく写っているのが分かります。
左ほうれい線のヒアルロン酸注入前の超音波エコー
左ほうれい線のヒアルロン酸注入後の超音波エコー、約2.2mm厚の注入されたヒアルロン酸が黒っぽく写っているのが分かります。
額の横ジワ、ほうれい線、マリオネットライン(口角の下のシワ)が気になる方でした。また、鼻が低いのがコンプレックスとの訴えでした。
ヒアルロン酸注入の直後です。額、ほうれい線、マリオネットラインはいずれもシワが深くて皮膚が厚い場所だったのでアラガン社のジュビダームウルトラプラスXCを皮内に注入しています。トータルで1cc使用しています。鼻にはQmed社(現在はガルデラマ社)のマクロレーンを0.5cc注入しています。針跡が少し赤くなっている程度で、この方の場合はダウンタイムも殆ど無しです。
目の下の膨らみが一番改善したい場所でしたが、その他にもほうれい線も気になるし、鼻が低いのもコンプレックスでした。
目の下の膨らみは経結膜(まぶたの裏側から)による脱脂を行いました。傷も全く残らずスッキリして若々しくなりました。ほうれい線にはアラガン社のジュビダームビスタウルトラプラスXCを左右で0.7cc注入しました。鼻筋にはアラガン社ジュビダームビスタボリューマXCを0.5cc注入しています。治療後、約1ヶ月後の写真です。
治療前の状態です。(ただし、1年9ヶ月前に両側のほうれい線にヒアルロン酸(ジュビダームビスタウルトラプラスXC)を注入してあります。もう殆ど吸収されてしまっています)
両側のほうれい線にヒアルロン酸(ジュビダームビスタウルトラプラスXC)を注入した直後の写真です。麻酔クリームを塗ってから40分後に注入しました。非常勤の辻先生に注入してもらいました。ほうれい線(特に左側)がかなり平坦になりました。
治療前の超音波エコーです。上部の白い部分が皮膚(真皮)です。前回注入したヒアルロン酸は画像上は全く残っていないようです。
ヒアルロン酸注入直後の超音波エコーです。上部の黒い部分が注入されたヒアルロン酸です。今回注入したジュビダームビスタウルトラプラスXCは最低でも14ヶ月は効果が残存する高濃度タイプです。
鼻下の縦じわは一番年齢を感じさせる老化現象の一つです。
濃度の高いヒアルロン酸でしっかり修正可能です。この方は上下の唇にもヒアルロン酸を注入してボリュームアップしています。唇に張りが出て口紅もにじまなくなりました。
眉間の深い縦じわにもヒアルロン酸が適応です。完全にはシワは消えていませんが、十分に若返ります。6~12ヶ月の効果の持続です。
◆ コラーゲン
目元のような皮膚の薄い部分や浅いシワにはやはりコラーゲン注入がベストです。現在はアレルギーの出ないヒトコラーゲンを採用しています。