乳房インプラント関連扁平上皮癌(BIA-SCC)についてのお知らせ
シリコンバッグによる豊胸手術後に発生する乳房インプラント関連未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)に引き続き、今度は乳房インプラント関連扁平上皮癌(BIA-SCC)という疾患が起きている事が判明しました。
BIA-ALCLと比較してもその発生頻度は極端に低いようなので、直ちに手術や精密検査を行う必要はないと考えられます。
従来通り、1年に1回程度の乳がん検診(超音波エコーやマンモグラフィーなど)を受けて頂ければ問題ないと考えられています。
シリコンバッグの周囲に形成された「被膜」に扁平上皮癌が発生する、という事象です。
以下の日本形成外科学会のサイト(PDF)に詳細が記載されています。