目頭切開は東洋人特有の、目頭の「蒙古ヒダ」を切開して、目の印象を横方向に大きくみせます。
蒙古ヒダがなくなると、目頭の涙丘が露出されて欧米人タイプの目頭になると共に通常は平行型の二重ラインが得られます。
「目頭切開」を行うことで「目が横方向に大きく」なり、同時に平行型の二重ラインを獲得することが可能になり目の印象が大きくアップします。
二重は目を縦方向に大きく見せるのに対し、目頭切開は幅方向に大きく見せます。
Z法では皮膚を殆ど切除しませんので、いつでも元に戻す事が可能です。W法では欧米人モデルのような「余分な皮膚が殆ど無い」目頭の形態が得られます。
皮膚をある程度切除してしまいますので完全に元に戻すことは出来ませんが、ある程度は戻すことが可能です。
経験豊富な医師により、充分なカウンセリングを行います。
このとき患者様の希望の二重まぶたのラインを伺いながらシュミレーションを行い、患者様にとって最適なプラン(Z法もしくはW法)を決定します。もちろん、二重埋没法P-PL法などの他の手術と同時に治療可能です。
34Gという世界一細い針で皮膚にのみ局所麻酔をします。
デザイン通りに蒙古ヒダの皮膚を切開して目頭を拡げます。手術中は仮縫い状態で確認しながら行います(特にW法)ので安心です。
軽い洗顔やシャンプーは当日から可能です。
抜糸は最短で5日目に可能です。術後1〜3カ月くらいは目頭の傷の赤みや硬さが残りますが徐々に軽快し、目立たなくなります。お化粧も抜糸後からは可能です。
術前
目頭切開(Z法)の他にも上眼瞼脱脂(2ヶ所)、二重幅広げ(埋没法)も同時に行っています。目元がスッキリして明るい印象になりました。
術前
目頭切開(W法)によって綺麗な並行型の二重になりました。欧米人タイプが希望の場合はW法がお勧めです。
治療前。吊り目で目が小さく、目と目の間も離れている患者様です。目頭切開(Z法)と共立式P-PL法による二重形成を行いました。後日、涙袋形成も行う予定です。
治療後1週間(抜糸直後)、まだ腫れや目頭切開の傷が目立ちます。
治療後約1ヶ月、二重埋没法の腫れも無くなり目頭の傷も随分と目立たなくなっています。(完全に傷が目立たなくなるにはもう1〜2ヶ月必要です)。
ヒアルロン酸注入による涙袋形成を加えた直後です。
目の錯覚ですが、涙袋を形成することによって「吊り目が目立たなくなる印象」が得られます。
目頭切開はミニZ法で行っています。変化は極端に大きくはありません。共立式P-PL挙筋法で二重の幅を少し拡大しています。この方は口元が突出していたので上下顎分節骨切り術を行ってもいます。
左上/手術前です。他院で通常の埋没法を2回受けていますが、その度に元に戻ってしまった方です。もうこひだが多いのとまぶたの脂肪が多いのが元に戻る原因と考えられます。切開法をご希望されて来院されましたので、切開法二重と目頭切開(W法)を行いました。皮膚切開と眼輪筋切除、眼窩脂肪除去を行い、目頭切開を追加して狭めの平行型二重を形成しました。
右上/手術後1ヶ月の写真です。右目の目頭部分の傷がまだ少し赤みがあり、皮膚の硬さが残っています。
左下/お化粧して撮った写真です。
右下/お化粧して閉眼した写真です。切開した部分の傷は目立ちません。
W形成法では、図の二等辺三角形の底辺「◯」長さを調整する事で、目頭の鼻への寄せ幅を自由に調整できます。
「e,fの角度」をコントロールする事で、素直に内側に引っ張るのみならず、上方や下方へ引っ張ることも可能です。
Z形成法では、Zの字のようにメスを入れます。そして、Xの皮膚を捨てずに一回り小さいサイズ(Bの赤の点線の形)にカットします。
小さくカットしたXの部分を三角形cfeに埋め込んで綺麗に縫合します。
目頭切開だけの治療であれば腫れは少ないです。また、内出血も殆ど起こしません。ただし、抜糸までは縫合糸が見えてしまいますのでサングラスなどをお勧めしています。
はい、目頭切開手術には腫れどめセットが別途必要になります。世界一細い34G針や腫れどめ漢方薬、手術前後のクーリングなどを徹底します。
元々の二重のラインが非常に狭い患者様以外は平行型の二重に仕上がります。ただし、皮膚が厚い方や脂肪が多い方などでは目頭部分の平行型二重のラインが、浅くなってしまいます。
そのような場合では二重ラインの目頭側に小切開を加えたり、脂肪除去を追加して対応可能です。
軽い洗顔は当日から構いません。目頭部分のお化粧は抜糸後から可能です。
麻酔をしますので手術中の痛みは全くありません。麻酔が切れた後の痛みも全く気にならない程度です。
5日目です。時間に余裕があれば6日目以降の抜糸をお勧めします。
Z法は目頭切開の際に皮膚切除を殆ど行いませんので「東洋人に合った自然な目頭」になります。W法は余分な皮膚を殆ど切除してしまいますので「欧米人のような目頭」が作れます。
Z法ではほぼ完全に元に戻すことが可能です。W法では完全に元に戻すことは出来ませんが60〜70%程度は戻すことが可能です。
寄り目になる可能性はあります。平均的には「目と目の間の距離が30mm以下」になると寄り目に近づいてきます。ですから、目頭切開のデザインは仕上がりが30mm以下にならないように気をつけます。
鼻の高さや形には全く影響を与えませんので、安心して下さい。
目頭切開の手術では皮膚しか触りませんので、目ヤニが増えたり涙が増えたりはしません。
Z法とW法では明らかな後戻りはありません。Z法とW法は「皮弁」を形成して縫合部に緊張がかからないようにする手術方法ですので後戻りしにくいです。
単純に目頭の皮膚切除だけを行ない縫合する「くの字」法では傷口にテンションが加わりますので傷口が拡大したり、後戻りの可能性が高くなってしまいますので宇都宮院では行なっていません。
はい、出来ます。目頭切開を行うと目の横幅が広がりますので、二重の幅を広げた方が「縦横のバランス」が良くなります。もちろん、目頭切開の手術と同時に二重の幅を広げることも可能です。
切らない、腫れない、痛くない
少しの切開でくっきり二重に
目もとのタルミが気になる方へ
スッキリした目元に
眠そうな目を元気な目に
つり目を治したい
しっかりとした涙袋が欲しい
腫れぼったいまぶたにさようなら!
傷も分からず10歳若返る
まぶたの凹みが気になる