最先端レーザー機器の導入により、ホクロ、シミ、ソバカスに加え、従来の方法では取り除くことのできなかった入れ墨やアートメイク、深部にまで存在するモウコ斑や太田母斑等の各種アザもキレイに取り除くことが出来ます。照射時間は数秒〜数分で終了します。
当クリニックのレーザー治療は、ほんのわずかな時間で、見違えるように美しく、切らないから安全、傷跡が残らず、自然で美しい仕上がりが得られます。治療には厚生労働省もしくはFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可の下りた安全性や効果の実証された機器を使用しています。
また、最近では色素性病変だけでなく若返りやアンチエイジング、脱毛のためにレーザーや高周波(サーマクール)、光線治療(フォトプラス)でたるみやしわ、毛穴の開き、ニキビ跡を改善する治療方法も普及してきています。
当クリニックでは、より多くの患者さんの悩みを解消することができるように、常に最新のレーザー機器等を導入して治療にあたっています。 栃木県内随一の9台ものレーザー機器等を完備して、ホクロ、イボ、シミ、ソバカス、各種アザ(赤アザ、青アザ、黒アザ、茶アザ)、入れ墨、アートメイク、赤ら顔、血管腫、静脈瘤から脱毛、しわ、たるみ、毛穴、ニキビ跡に到るまで全てに対応しているのは県内では当院だけです。
2009年頃から普及してきた新しいタイプのレーザーです。レーザーを極小のドット(点)状に照射する技術(フラクショナル化)により肌へのリスクやダウンタイムを抑えつつ安全で効果的な皮膚の入れ替えを行います。このレーザーを直径120μm、最大深達度約2.5ミリ、50〜100ドット/平方センチメートルで照射します。従来のフラクセル2レーザーの波長(1540nm)よりも大きい波長(10600nm)のためにより皮膚収縮の効果が得られます。
アレキサンドライト | YAG | |
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波長(nm) | 755 | 1064 |
パルス幅(照射時間) | ロングパルス可変、自動 | ロングパルス可変、自動 |
スポットサイズ(直径) | 3、5、8、10、12、15ミリ | 3、5、8、10、12、15ミリ |
脱毛治療スピード | 高速(2発/秒) 両ワキ2分 両ひざ下15分 |
高速(2発/秒) 男性ヒゲ全体5分 陰部・肛門周囲5分 |
冷却方法 | 冷却ガス噴霧 | 冷却ガス噴霧 |
痛み | 少ない | 比較的少ない |
特徴 | 皮膚の過度に黒くないあらゆる部位の脱毛に適応。 | あらゆる皮膚、部位に適応。 特に乳輪、陰部、肛門周囲などの元々皮膚が色素沈着している部位に適応がある。男性のヒゲなどの毛の密度が高い部位には最適。 |
院長コメント | レーザーフェイシャル(シワ、タルミ、毛穴、くすみなどの改善)にも使用できます。 | 赤ら顔(毛細血管拡張症) 赤アザ(血管腫)静脈瘤 レーザーフェイシャルにも使用できます。 |
2015年から導入している脱毛専用の機種です。
厚生労働省の認可も受けています。
1ショットが直径18mmと大きく、広範囲でもスピーディーな脱毛が可能です。もちろん痛みを軽減する冷却ガス付きです。
2006年8月から当院に導入されていたフラクセルレーザーがフラクセル2となり、新登場しました。従来機種よりもパワーアップし、皮膚への進達度が約1.5倍となりました。
逆に痛みは大幅に軽減されています。従来必要だった治療前の青インクの塗布も不要となり、治療後の洗顔、お化粧も楽になりました。
FDA(アメリカ食品医薬品局、日本の厚生労働省に相当する政府機関)の510(K)を取得して認可されている機種です。
フラクセルレーザーとはエルビウムグラスヤグレーザーという種類のレーザーです。波長は長く1540nm(ナノメーター)です。この波長は通常の美容外科で使用されているレーザーの特徴である「ある一定の色、色素に反応する」という性質からは外れており「水分を含んだものに反応する」という性質が強くなっています。(ほくろやイボの治療で使用する炭酸ガスレーザーもこの水分に反応するという性質を持っています)皮膚は当然水分を含んだ組織ですのでこの波長に反応します。
このレーザーを直径80〜180μm、深達度最高約1.4ミリ、照射間隔約0.2〜0.3ミリで「皮膚に針で穴を開けるように」照射していきます。照射直後は生け花で使う剣山(針が密集したもの)で皮膚に孔を開けたような状態を想像してください。
フラクセル2には大きく分けて2つの作用があります。1つは「熱収縮作用」です。レーザーで孔を開けるという事はすなわちレーザーで皮膚を蒸散させることです。フライパンでお肉を焼くとお肉が縮まるように、皮膚もレーザー照射によって縮まります。この作用によってたるみ、しわ、毛穴、ニキビ跡の凹みなどが改善されます。もう1つは「皮膚の入れ替え作用」です。孔の開いた皮膚はそのまま、という訳にはいきません。当然孔の開いた部分は周囲から新しい皮膚が再生してきます。新しい皮膚は当然メラニンの少ない、きれいな皮膚が再生されてきますので、シミ、ソバカス、くすみなどに効果的ですし、皮膚を入れ替える事によって毛穴やニキビ跡、様々な傷跡、妊娠線、成長線、リストカット傷跡などに有効です。
最終的には毛穴の目立たない、シミやくすみのない、皮膚に張りがある、「ベビースキン」を目指します。
共立美容外科宇都宮院は、栃木県内唯一のサーマクール導入のクリニックです。 当院オリジナルの、効果的でお得な併用療法がお勧めです。
メスを使わず切らないで、皮膚のタルミやシワをリフトアップする画期的な機器、それがサーマクールです。30〜70代の方で皮膚に切開を加えるのには抵抗感がある、仕事等で休みが取れない、フェイスリフトをするほどにはまだ老化していない、というような方にお勧めです。
サーマクール(Therma Cool)は、1992年にアメリカのThermage社で開発されており、アメリカでは長い歴史があります。日本には2003年春頃に紹介されて、それから普及している装置、治療方法です。栃木県内初で当院では2003年10月から導入しています。高周波(RF)を用いて通常のレーザー治療や光治療よりも格段に効果的にシワ・たるみを解消する最新治療機器です。
メスを使わずに高いリフトアップ効果が実現できます。 高周波とは分かり易く言うと交流電流による「熱作用」です。医療機関では電気メスとしてよく知られているものです。高周波の作用を分かり易く言うと「フライパンでお肉を焼くとお肉のタンパク質が熱変成を起こして縮まります。それと同じ原理で皮膚もお肉と同じタンパク質で出来ていますので熱を加える事によって収縮してタルミやシワの改善につながります。また、一旦縮まったお肉はいくら冷却しても元の生肉に戻らないのと一緒で、一旦引き締まった皮膚は元には戻りません。」という事です。
サーマクールは最大温度80度、最大深達度約5ミリの高周波によって皮膚深層、皮下脂肪層に作用します。一方、皮膚表面はマイナス26度の冷却ガスで冷やされていますので、火傷やダメージを受けないように工夫されています。
アメリカのルミナス社の「元祖IPL」です。従来のレーザーの概念の単一波長ではない、波長に幅を持たせた(560〜1200nm)新しい治療方法です。
わかりやすく言うと「レーザーよりはマイルド(弱い)な効果ですが、レーザーのようなカサブタ形成やPIH(炎症後色素沈着)を起こしにくくノーダウンタイム(直ぐにお化粧が可能で、日常生活に支障を来しにくい)な治療方法」と言えます。
波長に幅があるために単一の効果ではなく、様々な効果が期待できます。1ヶ月毎に5回程度の治療で徐々にお肌がキレイになっていきます。
デンマークのエリプス社の製品です。
IPL(インテンシブ・パルス・ライトの略です)の第2世代という意味でI2PLと呼んでいます。
第1世代のフォトフェイシャル(ルミナス社)などと比較して波長帯がきめ細かく(4タイプ)選べる、比較的少ない治療回数(2〜3回)で終了する、1ショットの治療面積が広い(1×5センチ)、などの特徴があります。
シミやソバカスに対してはフォトプラスよりも低い出力で治療が可能ですので、肝斑を悪化させない治療目的では第一選択です。555〜950nmと530〜750nmの2つの波長帯を使い分けて、赤ら顔(特に血管が1本1本透けていないタイプ)やソバカスを治します。脱毛やニキビ治療も可能な波長帯も出力可能な優れものです。
従来からのフォトフェイシャルRの波長(560nmー1200nm)を狭めて皮膚へのダメージを軽減するとともに、メラニンへの吸収性、選択性を高めた波長(600nm−850nm)を採用しています。
結果的に従来のフォトフェイシャルRよりも、短期間(1ヶ月毎に平均2〜3回)、ソバカスやシミ、メラニンによる肌のくすみを改善する事が可能になりました。当日からお化粧が可能なダウンタイムのない治療です。
キュテラ社のXEOです。いわゆるロングパルスヤグレーザーです。
導入してからもう5年になります。最も深部へ届く波長ですので、男性のヒゲ脱毛には欠かせません。
また、ロングパルスヤグレーザーの特徴として皮膚表面にはあまり作用しないので日焼けした方や乳輪、陰部などの元々色素沈着している部位の脱毛にはこのレーザー以外は殆ど使用しません。
アメリカのMedlite社の製品です。当院ではCO2レーザーとともに開業当初から活躍しています。この機種は別名「Tattoo Laser」と呼ばれており、入れ墨には最も効果的なレーザーです。また、入れ墨と同様に太田母斑や蒙古斑など各種の真皮の色素病変に重宝しています。
また、入れ墨に使用する1064nmという波長を半分にした532nmという波長も出力できる為に、シミや扁平母斑の治療にも有効です。消耗品も少なく安定した性能の機種です。
ルートロニック社製のSpectraVRMという機種です。この機種はQスイッチモード(10億分の5秒の照射時間の事)の他にSpectraモードという照射時間を長くした照射が可能なので、毛穴を黒く着色して拡がった毛穴を引き締める治療に特化した「MAX PEEL」という治療方法が可能です。
また、通常のQスイッチYAGレーザーは鋭い三角形の波形(Gaussian型)を持っていますが、この機種の波形はピークの少ない平坦な(TopHat型)タイプです。このタイプの波形は肝斑治療にも有効とされています。
ルミナス社のダイオードレーザーです。
脱毛レーザーの定番です。主にワキやビキニラインに使用しています。1発の照射面積が狭いのが弱点です。
故障しないレーザーです。
キャンデラ社のアレキサンドライトレーザーです。
1発の照射面積が広いので、膝下や腕、腹部、背中などの比較的広範囲の部位に使用しています。
ホクロやシミ、シワにも効果があります。
炭酸ガスレーザーが皮膚などに含まれる水分に反応する性質を利用して「盛り上がっているホクロやイボの除去」「目の裏の結膜の切開」「手術中の止血」などに使用します。