下眼瞼の睫毛の生え際の膨らみ(いわゆる涙袋)を作る方法です。涙袋とは元々は眼輪筋という目を閉じるための筋肉の作用による膨らみです。特に笑った際に強調されます。通常は高齢者になるほど眼輪筋が弛緩して目袋がなくなる傾向にありますので「しっかりとした涙袋は若さの象徴」とも言えます。 一般的にはヒアルロン酸注入を行います。
デザインは点線の如くです。×印は局所麻酔を行って皮膚に穴を開ける部位です。まつ毛と点線の間にヒアルロン酸を注入します。 |
局所麻酔後に25Gという太さの針で皮膚に穴を開けました。 |
その穴から27Gという太さのカニューレを皮膚の下に挿入します。 カニューレは先端が丸くなっている鈍針ですので、95%内出血しません。痛みも殆どありません。 使用しているヒアルロン酸は厚生労働省でも認可されているアラガン社のジュビダームビスタウルトラXCです。 |
治療前の正面 |
治療直後の正面 |
注入後約1週間の正面です。ヒアルロン酸は保水物質ですので注入後しばらくすると周囲の水分を含んでふっくらとします。 注入直後よりは少しボリュームアップした印象になります。 |
治療前の側面 |
治療直後の側面 |
注入後約1週間の側面です。ふっくらした分、皮膚が滑らかになっています。 |
治療前。吊り目で目が小さく、目と目の間も離れている患者様です。目頭切開(Z法)と共立式P-PL法による二重形成を行いました。後日、涙袋形成も行う予定です。
治療後約1ヶ月、二重埋没法の腫れも無くなり目頭の傷も随分と目立たなくなっています。(完全に傷が目立たなくなるにはもう1〜2ヶ月必要です)。
ヒアルロン酸注入による涙袋形成を加えた直後です。
目の錯覚ですが、涙袋を形成することによって「吊り目が目立たなくなる印象」が得られます。
男性です。吊り目が気になって来院されました。「きりっ」とした印象で悪くはないと思いますが、患者様は優しい目もとを希望しています。
ヒアルロン酸注入による涙袋形成の直後です。カニューレ(先端が鈍な針)を使用しますので極端な腫れや内出血もありません。吊り目が改善されて「垂れ目」になった印象を受けます。
治療前の閉眼時です
治療直後の閉眼時です
治療前の側面です
治療直後の側面です
治療前の開眼写真です。
涙袋は僅かしかありません。
治療後の開眼写真です。
涙袋がはっきりとしました。ヒアルロン酸注入では生まれつきの目袋よりもやや広めになります。
治療前の閉眼写真です。
涙袋は分かりません。
治療後の閉眼写真です。
涙袋は目を閉じていてもはっきりしています。
治療前
治療直後
治療後お化粧しました。
切らない、腫れない、痛くない
少しの切開でくっきり二重に
目もとのタルミが気になる方へ
スッキリした目元に
眠そうな目を元気な目に
つり目を治したい
しっかりとした涙袋が欲しい
腫れぼったいまぶたにさようなら!
傷も分からず10歳若返る
まぶたの凹みが気になる