いわゆる出べそには「単純に皮膚が余って突出しているもの」と「腹壁の一部に裂け目があって、そこから腹膜に覆われた腸管が出てくる臍ヘルニア」の2種類があります。 どちらも入院不要で受けられる治療です。 女性では水着になる際に気になる方が多いようです。 男性ではボクシングなどの腹部を露出するスポーツをしている方が気にするようです。
特に症状はないのですが、皮膚が余って突出しており見た目が悪いものを言います。このタイプの患者様が多いです。逆U字切開やスターフラップ法などによって治療します。傷口はおへその中に隠れますので目立ちません。
治療前
(単純に皮膚が余っているタイプです)
抜糸直後(1週間)
手術後1年経過しました。
時々います。生まれつきの事が多いのですが、加齢や妊娠、手術などによって腹壁が弱くなって後天的に起きる事もよくあります。
この場合は腹膜と腸管を腹腔内に戻し、原因となっている腹壁の裂け目を縫合閉鎖する必要があります。
臍ヘルニアです。脱腸とも呼ばれます。
複数回の帝王切開に伴って発生したそうです。
治療後1ヶ月です。きれいなお臍に仕上がっています。幹部に腹圧をかける事は最低1ヶ月は控えてもらいます。
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出べそ | 臍ヘルニア |
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治療時間 | 30分 | 30〜60分 |
麻酔 | 局所麻酔 | 局所麻酔または全身麻酔 |
抜糸 | 1週間後 | 1〜2週間後 |
固定 | 綿球固定を2週間程度 | 綿球固定を1ヶ月程度 |
スポーツ | 2週間控える | 1ヶ月は控える |
シャワー | 当日から可能 | 翌日から可能 |
出べそでは再発はありません。ただし、臍ヘルニアの場合は妊娠や加齢によって再発する事が絶対にないとは言えません。
上記の方法では出べそは治せますが、整容的に優れたお臍を作る方法ではありません。単純に「出っ張りがなくなる」だけです。縦長のきれいなお臍を作りたい場合は、別の治療方法(梶川式臍形成術)がありますが、傷口が多少皮膚表面に出てしまうのが欠点ですが、あればこの治療方法も受けられます。(料金は350,000円)
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