部分的な痩身、部分痩せに最適です。数ミリ単位の皮下脂肪層にも有効ですので、脂肪吸引ではとりにくい部分にも適応します。痩せたいところに、直接注入するだけの簡単な方法です。傷も付きませんし、当日からシャワーも可能ですので、日常生活にはあまり支障を来しません。脂肪細胞の細胞膜を破壊して中身の脂肪滴を排出される「デオキシコール酸」という成分が含まれれている薬剤を使用します。デオキシコール酸の濃度が異なるBNLS neoとFat Xの2種類の薬剤をご用意しています。デオキシコール酸はアメリカのFDAでも脂肪分解効果のある成分として認められています。BNLS neoとFat Xは韓国製です。特にデオキシコール酸の濃度が高いFat Xは脂肪細胞そのものの破壊による脂肪細胞数の減少まで期待できます。
1ccで治療できる範囲はBNLS neoとFat Xともに約6cm×6cmです。
治療回数ですが個人差がありますが、BNLS neoは1〜2週間おきに1〜4回以上の注入が必要です。Fat Xは1ヶ月間隔で1〜4回以上の注入をお勧めしています。もちろん少ない注射回数で満足されたならば、その時点で終了しても構いません。皮下脂肪の量が多いほど回数は多くかかります。脂肪吸引とは違い少しずつ効果が出てきます。1回で広範囲の脂肪を取りたい方や治療直後から脂肪が減少する即効性を望まれる方は脂肪吸引やプチリポを受けられたほうが確実です。
Fat Xの方がデオキシコール酸の含有濃度が高いので効果がありますが、BNLS neoよりも少し腫れや赤みが多く現れます。
細胞膜が破壊されて細胞外に漏出した脂肪滴は血管などに取り込まれて治療部位から排出されます。注射だけの簡単な治療ですので時間に余裕のない方でもダウンタイム無し(顔面以外)で部分痩せが可能です。
左:治療前の写真です。頬の脂肪が多く膨らんでおり、エラ(骨、咬筋とも)も張っているために顔が大きく見えています。
右:エラ(咬筋)へのボトックス注射と頬全体への脂肪分解注射の治療後の写真です。エラの骨切りを行わなくてもここまで顔の横幅が改善できています。頬骨付近のボリュームも脂肪分解注射でかなりスッキリとしました。患者様も大満足です。
経験豊富な院長が患者様のご希望を伺って、どのような治療方法がベストなのかを提案させて頂きます。超音波エコーを使用して皮下脂肪厚を測定します。(無料) この検査によって効果が得られる部位かどうかが事前に判定できます。
希望する部位をマーキングして痛みや出血が少ないカニューレを使用して注入します。局所麻酔を行う場合もあります。所要時間は数分で済みます。
サービスのEUS体外式超音波(1Mhzもしくは3Mhz)を照射して脂肪分解注射の効果を高めます。針痕に抗生剤軟膏を塗って帰宅となります。当日は入浴は控えてもらいシャワー浴とします。
<お勧め併用療法>
リバウンドなくスリムになりたい
メスを使わずに痩せたい
サノレックス、ゼニカル