治療前正面です。
鼻筋が少し右に曲がっています。
元々鼻が極端に低い方ではありません。
ヒアルロン酸注入直後、鼻筋がキリッと通り、鼻筋が曲がっていたのも修正できました。
治療前側面です。
鼻先の高さに比べて鼻筋が足りません。
ヒアルロン酸注入直後側面、目と目の間の高さがしっかり出ています。
治療前正面です。
全く鼻筋がありません。
ヒアルロン酸注入直後、鼻筋が出来ました。
治療前側面です。
目と目の間が全く平坦です。
ヒアルロン酸注入直後側面、目と目の間に高さが出ました。
鼻筋が通っていない(花根部が低い)患者様です。逆に小鼻が広いのが強調されていますし、鼻先も団子鼻となっています。手術前です。
手術前の側面です。鼻がストレートではなく、カーブしており、鼻根部が低いのがよく分かります。
右の鼻の穴からI字型ソフトシリコンプロテーゼを鼻骨骨膜下に挿入しました。手術後1週間です。軽度の腫れが鼻や目の下にあります。また、目の下に内出血のあとが黄色くなって薄く残っています。小鼻や鼻先は手術していませんが、何となく、全体のバランスが取れています。
手術後1週間の側面です。
鼻がストレートに近づいてきれいな形態となっています。
手術後3週間目です。
腫れや内出血も100%消えて、最終的な仕上がりの状態です。顔全体のバランス(輪郭が角張っている、頬骨が出ている、など)を考えると小鼻縮小や鼻尖形成を行わなくても十分に満足されています。
手術後3週間の側面です。
シリコンプロテーゼによる隆鼻術を行っています。I型のプロテーゼを使用していますので、鼻先は変化していないはずですが、鼻筋を通す事により鼻先を含めて鼻全体がすっきりした印象になっています。同時に頬〜顎の脂肪吸引手術も行っている方です。右側は手術後1ヶ月の写真です。
隆鼻術は鼻の美容整形の中でも最も多い手術の一つです。ヒアルロン酸を注入するだけのダウンタイムが無い「プチ隆鼻術」と永久的な効果が得られる「シリコンプロテーゼ(人工埋入物)」の大きく分けて2つがあります。
ヒアルロン酸を注入して鼻を高くする麻酔不要、ダウンタイムの無い隆鼻術です。実は隆鼻目的で来院される患者様の90%以上はシリコンプロテーゼではなくヒアルロン酸を選択しています。
2016年からは2年程度長持ちするアラガン社の「ジュビダームビスタボリューマXC」という製品が厚生労働省でも認可され、宇都宮院では殆どの患者様がボリューマを使用しています。
ヒアルロン酸は麻酔不要で、注入中は鏡で確認しながら治療出来ますので安心です。腫れや内出血も殆ど起こしません。隆鼻には向いていますが「団子鼻をシャープにする」「鼻の幅を細くする」「鼻先を下げる」などの効果は得られません。
鼻に使うプロテーゼは人工軟骨とも呼ばれています。固形物なので溶けたり変型する心配がありませんので永久的な効果です。人工心臓や人工血管にも使われている材料なので人体に悪影響はありません。ナチュラルに美しく、顔の印象を変えることができます。
ヒアルロン酸は永久では無いので嫌だ、シリコンプロテーゼは異物なので嫌だ、という患者様には自家組織である軟骨による鼻形成をお勧めしています。自家組織ですので異物反応もなく、将来的にも安心です。diced cartilageは3〜6ヶ月である程度吸収され、70〜80%のボリュームで落ち着きます。
diced cartilage 微細化軟骨肋軟骨や耳介軟骨を採取して1〜2mm角に細工します。粒子状ですのでカーブした鼻骨やバンプなどの凹凸にも適切にフィットします。
ネオベールシート diced cartilageは固定性がないので何らかの膜で覆う必要があります。以前は筋膜などを頭部や大腿から採取していましたがドナーの問題があり、昨今では吸収性の人工物を使用しています。ネオベールはグラスウールを薄いシート状にしたような製品で、筒状に形成して使用します。
ネオベールシートはグンゼの製品です。 グンゼはストッキングを作っているだけでは無いのです。
経験豊富な医師により、充分なカウンセリングを行います。この際に患者様の希望の鼻の形をお聞きし、豊富な症例写真を見ながら「ヒアルロン酸注入」にするか「シリコンプロテーゼ」にするのかを決めていきます。
注入するヒアルロン酸の製品を選択してもらいますが、現在は厚生労働省認可で2年程度効果が持続するジュビダームビスタボリューマXCを殆どの患者様が選んでいます。
治療中は逐一、鏡で仕上がりを確認しながら注入します。
注入後は内出血の予防に鼻を冷却して終了となります。
施術の概要 |
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ご希望の鼻の高さを聞き取り、バランスを考えた上で「高さ」「幅」「長さ」が最適なプロテーゼを準備します。単に鼻を高くするということではなく、顔の大きさや目、口元などのバランスを考えた上でご希望に沿った鼻のバランスにいたします。
局所麻酔後に鼻の穴の内側を切開して、鼻骨の上にプロテーゼを入れる隙間を作成します。
プロテーゼを鼻骨に密着させて挿入します。
プロテーゼを挿入したならば、一度ベッド上で起き上がって頂き、鏡で確認してもらいます。
この際に「もう少し高く」とか「もう少し低く」とリクエストがあれば別のプロテーゼに入れ替えて再度確認を行います。
納得いく形に仕上がったならば、鼻の穴の中の傷を縫合して終了となります。
厚生労働省でもアメリカFDAでも認可されているアラガン社のジュビダームビスタボリューマXCを主に使用しています。2年以上持続する宇都宮院で人気No.1製品です。
ヒアルロン酸は最終的には吸収されてしまいますので安全です。永久的なものはありません。また、完全には吸収されない「非吸収性の注入薬」は宇都宮院では扱っていません。
絶対に出血しない訳ではありませんが、注入中や注入後にしっかりと圧迫止血を行いますので目立ってしまう腫れや出血は殆どありません。
特にありませんが高くするほど「鼻筋が太く」なる傾向にあります。また、鼻先をシャープにするには適応が限られます。長時間圧迫するとヒアルロン酸が移動してしまう可能性があります。
宇都宮院で使用しているジュビダームビスタボリューマXCには麻酔薬が含まれていますので特に麻酔は不要です。
殆ど出来ません。ヒアルロン酸はあくまでも固形物ではなくジェル状物質ですので鼻先に入れれば入れるほど「鼻先が丸く」なってしまい逆効果となる可能性が高くなります。欧米人のように「鼻の軟骨が鼻先までしっかり発達している」方では効果が得られるかもしれません。
はい、永久的なものです。ただし、感染を起こしたり明らかな皮膚の菲薄化(L字シリコンプロテーゼで起きる可能性が高い)が現れた場合は抜去や入れ替えが必要な場合もあります。
はい、通常は白く写ります。ただし、顔の正面では骨と重なってあまり分かりませんが、側面からだとはっきり分かります。
1週間は腫れると考えて下さい。70%の腫れが引くのに1週間、100%腫れが引くのは2週間程度です。鼻を高くすればするほど「腫れません」。
通常は最低1週間は眼鏡をかける事は控えてもらいます。眼鏡によってシリコンプロテーゼがずれてしまう可能性があります。
顔のバランスに対して極端に高くした場合やL字シリコンプロテーゼで鼻先が尖り過ぎていたり赤くなってるいると分かってしまいます。
L字シリコンプロテーゼは鼻先の皮膚を裏側から圧迫することによって「軟骨形成を行なわずに鼻先をシャープ」にします。この状態が長期間続くと「皮膚が薄くなる」「皮膚が赤くなる」「感染を起こす」「皮膚に穴が開く」などの症状が現れてきます。皮膚に穴が開いてしまうと元には戻せなくなってしまい、鼻先に凹みや傷跡が残ってしまいます。
眉間まではシリコンプロテーゼは挿入出来ませんので、眉間にはゴアテックスシートやヒアルロン酸を注入します。ただし、ゴアテックスシートは術後の変形や微調整が効かないので宇都宮院では殆ど行なっていません。
はい、ご希望があれば行っています。ただし、シリコンプロテーゼのような「滑らかなカーブ」や「1ミリ単位での微調整」は難しい場合が多いです。また、採取する場所に傷がついてしまうデメリットがあります。
皮膚は伸展性がありますので、「目と目の間の距離」が永久的に短くなることはありません。目頭切開をしたような目頭になることはありません。
はい、可能です。ただし、ヒアルロン酸とシリコンプロテーゼの明らかな混在はトラブルの原因となります。ヒアルロン酸がほぼ吸収されるまで手術を待つか、あらかじめヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を溶かしてからシリコンプロテーゼの手術を行うことをお勧めします。
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